【特定技能】事前ガイダンスの様子🇻🇳
先日、入国前のベトナム人特定技能外国人に向けた事前ガイダンスを行いました。
事前ガイダンスとは
特定技能外国人を雇用する際に必要な支援計画の1つ、事前ガイダンス。
実施方法は、対面やテレビ電話など。文書や電子メールのみはNGです。
3時間程度の時間をかけて実施することが求められています。
転職の方でも、会社によってルールや雇用条件は異なるので必須事項となります。
住環境や通勤方法も変わる人もいるかもしれませんね。
技能実習生や留学生など、現在別の在留資格で雇用している場合でも、特定技能として雇用する際には必ず「事前ガイダンス」を行います。
「事前」ガイダンスなので、雇用契約締結後、在留資格認定証明書交付申請または在留資格変更許可申請「前」におこなわれます。
以下の10項目が義務的支援の内容です。
a.従事する業務の内容,報酬の額 その他の労働条件に関する事項
b.本邦において行うことができる活動の内容
c.入国に当たっての手続に関する
d.保証金の徴収,契約の不履行についての違約金契約等の締結の禁止
e.入国の準備に関し外国の機関に支払った費用について,当該費用の額及び内訳を十分に理解して支払わなければならないこと
f.支援に要する費用を負担させないこととしていること
g.入国する際の送迎に関する支援の内容
h.住居の確保に関する支援の内容
i.相談・苦情の対応に関する内容
j.特定技能所属機関等の支援担当者氏名及び連絡先
引用:「特定技能所属機関による支援計画変更に係る届出」法務省
1号特定技能外国人が内容を十分に理解できる言語で実施する必要があります。
今回は、職員である私🇯🇵、NES講師🇻🇳、送り出し機関職員🇻🇳と、特定技能外国人4名での開催です。ZOOMを使って、事前ガイダンスを行いました。
伝える内容
義務的支援内容から更に細かく伝える事は、イラスト付きの書類を見せながら説明します。
写真はごく一部です。購入する場合の大体の金額を伝えています。
転職の方の場合、既に持っている人や友達から譲ってもらう人もいるので
全て購入予定の場合を想定して、説明します。
まず、日本語で説明をしてから、難しい内容はベトナム人講師または送り出し機関の職員がベトナム語で再度説明。
自分のお金で買う物、支援の段階でNESが購入する物、入社手続きに必要なものを伝えます。
働く現場の写真や、住む住居の写真を見せる事も。
入国する場合は、服装のアドバイスも行います。
一通り説明した後は、質問時間。日本語でも、ベトナム語でも、どちらでも質問を受け付けて、疑問や不安が解消されるまで話をします。
まとめ
事前ガイダンスでは、伝えきれない事もあります。
その時は担当講師が相談窓口となって対応します。
直接でも、送り出し機関を通じてでも構わないので、小さな事でも相談してくださいね!
日本で安心して生活、仕事が出来るよう、全力でサポートします!