【出入国在留管理庁】「令和5年6月末の特定技能制度運用状況」について
目次
令和5年9月1日、出入国在留管理庁より「令和5年6月末の特定技能在留外国人数(速報値)」が公表されました。
詳細は出入国在留管理庁ウェブサイトにてご確認下さい。
👉「令和5年6月末の特定技能制度運用状況」について」出入国在留管理庁【PDF】
👉「特定技能在留外国人数(令和5年6月末現在)概要版」出入国在留管理局【PDF】
特定技能在留外国人数の推移
平成31年4月~令和5年6月末現在の、特定技能在留外国人数の推移(速報値)です。
総数は173,101名。
内訳は、
①在留資格変更許可を受け「特定技能」で在留…130,928名 (令和4年12月より +24,408人)
②上陸時に「特定技能」の許可を受けて在留…42,173名(令和4年6月より +17,770人)
となっております。
令和4年12月末と比べると、約42,000名増加しています。
国籍・地域別特定技能在留外国人数の推移
令和5年6月末現在〈速報値〉では、ベトナムが最多で97,490名(令和4年12月より+44,742名)で前回同様、全体の55%以上を占めています。
次がインドネシア25,337名(14.6%)、フィリピン17,660名(10.2%)、中国6.6%と続きます。
分野別特定技能在留外国人数の推移
令和5年6月末現在〈速報値〉では、飲食料品製造業が最多で53,282名・30.8%を占めております。
次に素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業:35,641名・20.6%、介護:16,459名・12.6%、介護:21,915名・12.7%と続きます。
飲食料品製造業は、令和4年12月末と比べ10,777名増加しています。
業務区分別の人数はこちら👇
都道府県別特定技能在留外国人数の推移
令和5年6月末現在〈速報値〉では、前回に引き続き愛知県が最多で14,739名・8.5%、大阪府が10,364名・5.0%、埼玉県が9,968名・5.8%、千葉県5.7%、茨城県5.5%、東京都5.1%と続きます。
令和4年12月末と比べると、愛知県では3,184名増加しています。
技能試験等の実施状況について(令和5年6月末現在〈速報値〉)
技能試験
国内・海外(1~10ヶ国)の合計受験者数258,928人。
内、合格者数180,469人となります。
日本語試験(日本語基礎テスト:JFT Basic)
国内・海外(10ヶ国)の合計受験者数102,781人。
内、合格者数は42,666人となります。
分野別に見ていくと、技能試験最多受験者数は介護分野の76,898人、合格者数は54,041人。
次が飲食料品製造分野で受験者数59,844人、合格者数43,229人となります。
※介護分野における介護日本語試験は、受験者数及び合格者数に計上されておりません。
登録支援機関数
登録支援機関数の総数は8,404件。
令和4年12月末時点から573件増加しています。
内訳は、株式会社・合同会社等の会社が4,645件・55%で過半数を占めております。
中小企業事業協同組合が2,164件・25.6%で2番目、行政書士(個人) が582件・6.9%、一般社団法人2.5%と続きます。
まとめ
特定技能2号に関する制度も代わり、全ての業種で永住が可能になりつつあります。
特定技能に関する最新情報は「出入国在留管理局」のHPにてご確認ください!
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参考:
「令和5年6月末の特定技能制度運用状況」について」出入国在留管理庁【PDF】
「特定技能在留外国人数(令和5年6月末現在)概要版」出入国在留管理局【PDF】