【出入国在留管理庁】「令和4年12月末の特定技能制度運用状況」について
目次
令和5年2月17日、出入国在留管理庁より「令和4年12月末の特定技能在留外国人数」が公表されました。
特定技能在留外国人数(速報値)は定期的(3ヶ月毎)に公表されています。
※今回は、令和4年6月から6ヶ月後に公表されました。
詳細は出入国在留管理庁ウェブサイトにてご確認下さい。
👉「令和4年12月末の特定技能制度運用状況」について(PDF) 」出入国在留管理庁
👉「特定技能1号在留外国人数(令和4年12月末現在)」出入国在留管理庁
特定技能在留外国人数の推移
平成31年4月~令和4年12月末現在の、特定技能在留外国人数の推移(速報値)です。
総数は130,923名。
内訳は、
①在留資格変更許可を受け「特定技能」で在留…106,520名 (令和4年6月より +33,136人)
②上陸時に「特定技能」の許可を受けて在留…24,403名(令和4年6月より +10,315人)
となっております。
令和4年6月末と比べると、約43,000名増加しています。
国籍・地域別特定技能在留外国人数の推移
令和4年12月末現在〈速報値〉では、ベトナムが最多で52,748名(令和4年16月より+24,389名)で前回同様、全体の60%以上を占めています。
次がインドネシア16,327名(12.5%)、フィリピン13,214名(10.1%)、中国6.8%と続きます。
令和4年4月〜6月の3ヶ月の間、ベトナムは約12,000名増加していましたが、
令和4年7月〜12月の6ヶ月で約25,000名の増加となっております。
分野別特定技能在留外国人数の推移
令和4年12月末現在〈速報値〉では、飲食料品製造業が最多で42,505名・32.5%を占めております。
次に素形材・産業機械・電気電子情報関連製造業:27,725名・21.2%、農業:16,459名・12.6%、介護:16,081名・12.3%と続きます。
飲食料品製造業は、令和4年6月末と比べ13,000名ほど増加しています。
業務区分別の人数はこちら👇
都道府県別特定技能在留外国人数の推移
令和4年12月末現在〈速報値〉では、前回に引き続き愛知県が最多で11,555名・8.8%、大阪府が7,811名・6.0%、茨城県が7,426名・5.7%、埼玉県5.6%、千葉県5.5%、神奈川県4.8%と続きます。
令和4年6月末と比べると、愛知県では約3,000名増加しています。
技能試験等の実施状況について(令和4年12月末現在〈速報値〉)
技能試験
国内・海外(1~10ヶ国)の合計受験者数211,495人。
内、合格者数145,948人となります。
日本語試験(日本語基礎テスト:JFT Basic)
国内・海外(10ヶ国)の合計受験者数80,855人。
内、合格者数は33,489人となります。
分野別に見ていくと、技能試験最多受験者数は介護分野の62,589人、合格者数は42,975人。
次が飲食料品製造分野で受験者数49,447人、合格者数36,246人となります。
※介護分野における介護日本語試験は、受験者数及び合格者数に計上されておりません。
登録支援機関数(令和4年12月末現在〈速報値〉)
登録支援機関数の総数は7,831件。
令和4年6月末時点から702件増加しています。
内訳は、株式会社・合同会社等の会社が4,258件・54.4%で過半数を占めております。
中小企業事業協同組合が2,054件・26.2%で2番目、行政書士(個人) が538件・6.9%、一般社団法人2.6%と続きます。
まとめ
続々と増えていく特定技能外国人。
今後も、様々な情報を掲載します!
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参考:
「特定技能在留外国人数の公表」出入国在留管理庁
「令和4年12月末の特定技能制度運用状況」について(PDF) 」出入国在留管理庁