全国初 岐阜で働く中国籍男性が特定技能2号を取得【NHK】
特定技能制度が導入されてから初めて、中国籍の男性が「特定技能2号」の資格を取得したニュースの紹介です。
詳しくはコチラ
👉全国初 岐阜で働く中国籍男性が特定技能2号を取得【NHK】
👉「特定技能2号」の在留資格 中国人の男性が初めて取得【NHK】
特定技能2号を取得したのは中国籍の男性
熟練した技能を持つと認められた外国人に与えられる「特定技能2号」の資格を全国で初めて取得したのは、岐阜県の建設会社で働く中国籍の男性です。家族と一緒に生活したいと言う思いから資格取得を目指しました。
男性は10年ほど前に来日し、コンクリートを型に均一に流し込み、建物などの基礎を頑丈にする熟練した技術を持っています。
取得にあたり
①難易度の高い技能検定に合格したこと
②現場の責任者を一定の期間務めたこと
などが認められました。
特定技能2号が認められている分野
この「特定技能2号」は現在、「建設分野」「造船・舶用工業分野」の2つの分野のみに認められている制度です。
政府では、今後他の分野も追加する方向で調整中です。
詳細記事はコチラ👇
特定技能1号と2号の違い
特定技能1号と特定技能2号、それぞれのポイントは以下となります。
特定技能1号 | 特定技能2号 | |
在留期間 | 1年、6ヶ月または4ヶ月ごとの更新 通算で上限5年まで | 3年、1年または6か月ごとの更新 在留期限の上限無し |
技能水準 | 試験等で確認(技能実習2号修了者は試験等免除) | 試験等で確認 |
日本語能力水準 | 生活や業務に必要な日本語能力を試験等で確認(技能実習2号修了者は試験等免除) | 試験等での確認は不要 |
家族の帯同 | 基本的に認めない | 要件を満たせば可能(配偶者、子に限る) |
サポート 体制 | 受入れ機関または登録支援機関による 支援の対象 | 受入れ機関又は登録支援機関による 支援の対象外 |
まとめ
在留期間の上限も無く、家族(配偶者・子供のみ)の帯同も可能になる特定技能2号。
難易度の高い技能検定に合格する、現場責任者を一定期間務めるなど、特定技能2号の資格を取得する事は容易ではありません。
日本で家族と暮らしたいという思いから資格取得を目指した翁さん。
これからは家族と共に日本で暮らしながら、さらに技術を高めて仕事を頑張りたいとコメントしています。
NES(ネバーエンディングスピリッツ)協同組合では「特定技能者で働きたい外国人の方」と「特定技能者を採用したい企業やお店」のマッチングをお手伝いします。お気軽にご相談下さい!
参考:
全国初 岐阜で働く中国籍男性が特定技能2号を取得【NHK】
「特定技能2号」の在留資格 中国人の男性が初めて取得【NHK】