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【出入国在留管理庁】「令和3年12月末の特定技能制度運用状況」について

令和4年2月25日、出入国在留管理庁より「令和3年12月末の特定技能在留外国人数」が公表されました。

特定技能在留外国人数(速報値)は定期的(3ヶ月毎)に公表されています。

※令和3年12月末現在、特定技能2号外国人の在留はありませんので、公表値は全て特定技能1号在留外国人数です。

詳細は出入国在留管理庁ウェブサイトにてご確認下さい。
👉「令和3年12月末の特定技能制度運用状況」について」出入国在留管理庁
👉「特定技能1号在留外国人数(令和3年12月末現在)」出入国在留管理庁

特定技能在留外国人数の推移

平成31年4月~令和3年12月末現在の、特定技能在留外国人数の推移(速報値)です。

総数は49,666名。

内訳は、
①在留資格変更許可を受け「特定技能」で在留…44,730名
②上陸時に「特定技能」の許可を受けて在留…4,936名

となっております。

国籍・地域別特定技能在留外国人数の推移

令和3年12月末現在〈速報値〉では、ベトナムが最多で31,721名、前回同様、全体の60%以上を占めています。
フィリピンが4,607名で9.3%、インドネシアが3,889名で7.8%、中国が7.4%、ミャンマー4.6%と続きます。

都道府県別特定技能在留外国人数の推移

令和3年12月末現在〈速報値〉では、前回に引き続き愛知県が最多で4,536名・9.1%、千葉県が3,225名・6.5%、埼玉県が2,863名・5.8%、茨城県が2,757名・5.6%、大阪府5.3%、東京都5.1%と続きます。

令和3年6月末と比べると、愛知県では約2,000名増加しています。

分野別特定技能在留外国人数の推移

令和3年12月末現在〈速報値〉では、飲食料品製造業が最多で18,099名・36.4%を占めております。
次に農業:6,232名・12.5%、介護:5,155名・10.4%、建設:4,871名・9.8%と続きます。

令和3年6月末の段階では4番目だった介護が3番目に変化しております。

上位4分野は、令和3年6月末と比べ倍近くに増加しています。

業務区分別の人数はこちら👇

技能試験等の実施状況について(令和3年12月末現在〈速報値〉)

技能試験

国内・海外(7ヶ国)の合計受験者数109,140
内、合格者数71,939となります。

日本語試験(日本語基礎テスト)

国内・海外(7ヶ国)の合計受験者数47,012
内、合格者数は19,264となります。

分野別に見ていくと、技能試験最多受験者数は介護分野の40,542人合格者数は27,101人
次が外食業分野で受験者数24,722人合格者数13,610人となります。

※介護分野における介護日本語試験は、受験者数及び合格者数に計上されておりません。

登録支援機関数(令和3年12月末現在〈速報値〉)

登録支援機関数の総数は6,724件。
令和3年9月末時点から286件増加しています。

内訳は、株式会社・合同会社等の会社が3,653件・54.0%で過半数を占めております。
中小企業事業協同組合が1,796件・26.5%で2番目、行政書士(個人) が472件・7.0%、一般社団法人2.8%と続きます。

まとめ

特定技能在留外国人数は、2022年9月末時点と比べ29.6%増加しています。
出入国在留管理庁によると、新型コロナウイルス感染症による渡航制限の影響で、帰国が困難な技能実習生が特定技能へ資格変更するケースが多いとの事です。

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参考:
「特定技能在留外国人数の公表」出入国在留管理庁
「令和3年12月末の特定技能制度運用状況」について」出入国在留管理庁

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